展覧会情報

---

過去の展示会

＊＊今後の展示会予定＊＊　　-都合により変更になる場合があります-

八木なぎさ 個展
「fragment」
2024年12月3日（火）～12月12日（木）

“Fragment”シリーズでは、絵画が何かを写すという手段を放棄した時、それがどのようになるのかを確認しようとしています。 描く行為の基本である線で構成される画像の形成により、その集積は文字や地図など、どのように受け取ることも可能ですが、階調や色面を排除した行為によるわずかな濃淡や強弱を含みながら、無限に広がっていくように組み立てられています。Fragments”はどこまでも繰り返すことができる”Parts”の役割も持ち、繰り返され拡張されながら、その形を変化することで永遠に続く可能性を持ちながらも、そこには何も写されることがなく「不在」が可視化されるという仕掛けなのです。
【版画家】八木なぎさの web site

八木なぎさは、主に版画家として活動するアーティストです。
近年の主な展覧会には「Animal trail」新潟絵屋(新潟)、「表象の冒険－抽象のイコノクリティック」［谷川渥企画］ ギャラリー鴻（東京）2024, 「Animal trail」 Niche Gallery(東京)、コレクション展「夢の続き、物語のはじまり」 黒部市美術館（富山）2022、“Exhibition of Japanese Contemporary Prints” Kersevan Gallery（クロアチア）、などがあります。

最新の「Fragment」シリーズでは、調子（トーン）をつけず、単純な線の集積のみを用い、「写す」ことを排除した表現によって「在る」ということの本質を探る試みをしています。

【主な個展】
2024 新潟絵屋, 新潟
2022 Niche Gallery, 東京
2018 Niche Gallery 東京
2016 Niche Gallery 東京
           新潟絵屋 新潟
2014  新潟絵屋 新潟
2013  Niche Gallery 東京
2012  新潟絵屋 新潟

【主な展覧会】
2024 表象の冒険—抽象のイコノグラフィックー展, ギャラリー鴻（東京）
2022 現代日本版画展 Kersevan Gallery, クロアチア
コレクション展「夢の続き、物語のはじまり, 黒部市美術館 (富山)
2020 「Duo」熊谷宗一・八木なぎさ２人展, 新潟絵屋（新潟）
2019  表象の冒険—抽象のミュトロギアー展, ギャラリー鴻（東京）
            現代日本版画展 Gliptoteka gallery（クロアチア）
2017 表象の冒険—抽象のアポカリプスー展 ギャラリー鴻（東京）
2016 日中現代版画交流展2016‒深圳 深圳版画博物館（中国）
2015 平成の富岳三十六景展 山梨県立美術館（山梨）
           現代日本版画展 国立ドゥブロニック現代美術館（クロアチア）
            版画の断層３     東北芸術工科大学ギャラリー（山形）
2014 第三回百年青丹縁展 Joshibi Art Gallery ,Shanghai（中国）

【受賞歴】
1987 第55回版画展（日本版画協会賞受賞）
1989 JAPAN大賞展(佳作賞受賞)
1991 日本具象版画展(グランプリ受賞) 他                                     

【主なコレクション】
クラコウ市立美術館（ポーランド）
台湾師範大学美術館（中華民国）
黒部市美術館（富山）
町田市立国際版画美術館（東京）

国立アルゼンチン版画美術館（アルゼンチン）他

坂口竜太 個展
2024年12月15日（日）～12月24日（火）